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糖尿病治療薬がパーキンソン病に効くかもしれない(続き)
(2024.04.05更新)
前回、GLP-1作動薬という薬がパーキンソン病の治療に使えるかもしれないけれど、まだ治験で良い結果が出ていないと書きました。今月になってフランスからGLP-1作動薬のリキシセナチド(商品名リキスミア)… ▼続きを読む
怖い溶連菌って?(劇症型溶血性レンサ球菌感染症)
(2024.04.01更新)
今年になって劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)が急増していると報告されています。STSSというのは溶連菌という比較的ありふれた菌が原因になる疾患であり、急速に手足の痛み、腫脹、発熱が見られ発症か… ▼続きを読む
麻疹(はしか)の流行について
(2024.03.31更新)
麻疹(はしか)患者さんが国内で報告され、メディアでも取り上げられています。
東京都感染症情報センターによれば、都内では2019年に流行があり、その後コロナ禍では発生はほぼゼロでしたが、昨年からまた発… ▼続きを読む
糖尿病治療薬がパーキンソン病に効くかもしれない
(2024.03.08更新)
糖尿病の治療薬でGLP−1作動薬という薬があります。この薬は血糖値を下げる以外にも体重が減る作用があり、最近は痩せ薬としも流通しているようです。
このGLP-1作動薬がパーキンソン病やアルツハイマー… ▼続きを読む
アルツハイマー病の治療薬と食欲低下・失神との関係
(2024.02.17更新)
アルツハイマー病患者さんに用いられる代表的な薬にドネペジル(アリセプト)、ガランタミン(レミニール)、リバスチグミン(リバスタッチパッチ)の3種類があります(括弧内は商品名)。これらの3つはコリンエス… ▼続きを読む
高齢者が風邪薬(総合感冒薬)を服用しないほうがよい理由
(2024.01.21更新)
寒くなり風邪が流行するシーズンになると、風邪薬のCMもよく見るようになります。患者さんと話しをしていると、「早く治したいので風邪薬をください」と言われることがあります。また「早くのんで早く治そう」と謳… ▼続きを読む
マウスが使いづらい(パーキンソン病などの脳神経疾患)
(2024.01.16更新)
先日、パーキンソン病の患者さんから「マウスが使いづらい、カーソルを正確な位置に移動させるのが難しい」と相談されました。パーキンソン病の方から、マウスやキーボードが使いづらいという相談を受けることは今ま… ▼続きを読む
コロナ後遺症(コロナ罹患後症状あるいはlong covid)についての新しい知見
(2023.12.11更新)
ワクチンの普及や集団免疫によって、新型コロナウイルスに感染しても重症化する人は非常に減りました。しかし軽症で済んでも症状が長引く人がいて、こうした現象をコロナ罹患後症状(英語ではlong covidな… ▼続きを読む
脊髄の電気刺激でパーキンソン病患者が歩けるようにする研究
(2023.11.18更新)
スイスの研究者たちが、パーキンソン病患者さんの脊髄神経に電極を埋め込み刺激を与えることにより歩行能力が改善したという報告をしました(パーキンソン病患者が転ばず歩けるように 脊髄に電気刺激)。このSWI… ▼続きを読む
ノンアルコール飲料で飲酒量を減らせるかもしれません
(2023.11.11更新)
1週間のうち4日以上、習慣的にお酒を飲む人は多いと思います。量としてはそれほど多くなくても、習慣的にお酒を飲む人はなかなか飲酒量を減らすことができません。通風や脂肪肝、糖尿病などになると飲酒量を減らす… ▼続きを読む