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一人暮らしの高齢者は糖尿病になりやすい

[2020.05.29]
中国でも日本のように一人暮らしの高齢者が増加しているようですが、60歳以上の3800人を調査したところ、一人暮らしの人はそうでない人に比べ糖尿病を発症する人が1.46倍多かったと、学会で報告されました。
高齢の方が一人暮らしになると、どうしても食事を出来合のお弁当やお惣菜で済ませることが多くなり、ちゃんとした食事よりもお菓子などの間食が多くなります。
また、食事を自分で作らなくなりお惣菜で済ませる人の中には、認知症を発症している人がいて注意が必要です。認知症になるとまず調理がうまくできなくなり、スーパーやコンビニでお惣菜を買って済ませることが増えます。また食べたことを忘れて何度も食べたり、たくさん間食をして糖尿病が悪化してしまう事がよくあります。
一人暮らしの高齢者の方が糖尿病を発病した場合は、ただ単に糖尿病の治療をするだけではなく、認知機能のチェックが必要です。

高齢者の独居は2型糖尿病と関連する:中国・瀘州市の疫学調査から
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