パーキンソン病患者さんのための杖を購入しました。

パーキンソン病の方では、なかなか脚が前に出にくくなることがあります。なかには、脚が地面にくっついてしまったかのように、頑張れば頑張るほど脚が出なくなることがあります。

このような場合に、脚をいったん後ろに引いてから前に出すと、すっと出ることがあります。また床に線を引いて、その線を跨ぐつもりで脚を出すと前に出ることがあります。ただ、自分の家の中では床に線を引くことは出来ても、外ではそのようなことができません。そのために作られたのが、この「ひかりステッキ」です。杖を地面に押しつけると手元からレーザー光線が地面に照射され足下に水平の線ができます。後は、この線を跨ぐつもりで脚を出します。実際に使っている様子は以下の動画をご覧ください（動画ではレーザー光線の線がが見えにくいですが、実際はもう少しはっきり見えます）。

当院に1本用意してありますので、御希望の方はお試しできます。ただしクリニックの外には持ち出せませんので、お貸ししてご自宅などで試すことはできませんので、ご了承ください。