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新型コロナウィルスの抗体検査

[2020.06.07]
4月頃より新型コロナウィルス(SARS-Cov-2)の抗体検査をいくつかのクリニックで受けることができるようになっています。

抗体にはIgG、IgMの2種類がありIgGが検出された場合、その人はすでにSARS-Cov-2に感染したことがある、つまりSARS-Cov-2に免疫がある可能性があることを意味しています。しかし、これには注意が必要です。まず、現在クリニックに流通している抗体測定キットの精度はかなり悪いことが分かっています。

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つまり現在の簡易測定キットで「抗体がある」と判定されても、それが本当かどうかは疑わしいわけです。もちろん、こうした抗体検査キットは日本では医薬品の承認を受けていないため、あくまで研究用という形で販売されており、検査を受ける場合も保険は効かず自費扱いです。

また仮に抗体が陽性であっても、それによって本当にSARS-Cov-2に感染しないのかはまだ誰も確認していません。歌手のマドンナが、自ら抗体検査を受けて陽性だったので、「自分はもうコロナには感染しない」とパーティーを開いたという報道がありましたが、正直、早合点と言えるかもしれません。

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