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みなし陽性って?

[2022.02.07]

最近、検査をせずとも「みなし陽性」という形で新型コロナウイルスに感染しているという届け出ができると報道されています。正確には「疑似症患者」と言いますが、どのような時にこれを用いるのでしょうか?

典型的なものは以下のような場合です。

両親と長男、長女の4人家族で長女以外の3人が熱を出して病院を受診されました。全員PCR検査をおこないましたが、熱がない長女以外の3人は検査が陽性だったため、その3人が感染者として届け出が行われました。そのまま家族4人で自宅療養をしていましたが、3日後に長女も熱が出てきました。このような状況であれば、長女さんが検査をすれば陽性である可能性は非常に高いです。ただ長女さんはまだ小学校1年生なので、一人で病院に行くことはできません。しかし両親ともに感染者なので家から出ることができません。長女さんの症状は軽く(子供はほとんどの場合は軽症です)、薬も手持ちの風邪薬で十分だそうです。

このような場合に、長女さんを検査せずとも疑似症患者として届け出をします。疑似症として届け出をした場合、検査で陽性になった方と同様に療養中に治療を公費で受けることができますし、宿泊療養も可能になります。特殊な治療を受ける以外であれば、陽性患者さんと同じ扱いになります。

政府の発表後に一部の医師が「検査をしないで陽性扱いはおかしい」などと言っていますが、この制度は陽性患者をいたずらに増やすための仕組みではなく、上記のような状況にいる方を救済するためのものです。

茨城県の調査では濃厚接触者の家族が発熱した場合、検査で陽性になる確率は97%だそうです。つまり家族が発熱した場合は、ほぼ間違いなく陽性なのでわざわざ検査をする意味合いは乏しいと言えます。

新型コロナ 感染者同居の濃厚接触者 発熱すると97%陽性に

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