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パーキンソン病の診断がはっきりしない場合(2021.10.18更新)

病院を受診してパーキンソン病が疑われても、本当にパーキンソン病で良いのかなかなか結論が出ない場合があります。

こうした方は以下のようなケースが多いと思います

  1.  症状がパーキンソン病に典型的ではない。安静時振戦や症状の左右差など、パーキンソン病に特徴的な所見に欠ける
  2. MIBG-心筋シンチやDATスキャンといったパーキンソン病の検査をおこなっても、はっきりとは陽性にならない(グレイゾーンのことがある)
  3. レボドパ配合剤のようなパーキンソン病の治療薬を投与しても、効果がはっきりしない

上記1-3の全て、あるいはいくつかが当てはまる方がパーキンソン病とはっきりとは診断できないことがあり、こうした患者さんは時々いらっしゃいます。逆に

  1.  安静時振戦や発症前から大声で寝言を言うことがあったり、嗅覚の障害がある
  2.  MIBG-心筋シンチやDATスキャンでパーキンソン病と一致する結果がある
  3.  レボドパ配合剤や、その他のパーキンソン病治療薬が明らかに効果がある

上記1-3のうち当てはまるものがあれば、パーキンソン病の可能性が高いと思います。

パーキンソン病かどうかの診断がはっきりしない場合は、どうしたら良いでしょうか?

基本的には、検査・投薬までしていれば経過をみるしかないと思います。ただ、このような場合、パーキンソン病でなければ進行性核上性麻痺や多系統萎縮、大脳皮質基底核変性症といったパーキンソン病よりも難しい病気と判明することがたまにありますし、結果的にパーキンソン病であっても薬の反応があまり良くないタイプであることが多いと思います。

 

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